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読み込み中にくるくる回るあれ

ジャズとデザインとプログラミング

静けさは嵐のあとに訪れる

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これは、『ポール=マルリの洪水』という絵画です。 アルフレッド・シスレーが、雪解けによる洪水に襲われたパリのようすを描いたものです。

破壊的な浸水に見舞われた街の風景、というには、あまりにもきれいな青空です。 小舟に乗った2人の街人も、他愛もないおしゃべりをしているようにすら見えます。

『嵐のあとに静けさが訪れる』とはよく言ったもので、あるいは、牧歌的な風景の3分の1を水面が隠すだけで、ちょうど甘いスイーツに塩をひとさじつまみ入れるように、よりいっそう静けさが引き立っているのを感じます。

ときおり、なにか苦しいことが起きたことを想像して、あらためて日ごろの生活に感謝をしたいものですが、嵐が来るまでなかなか気づけないのが私たちの性分なのでしょうか。