読書感想文

『多動力』を読んだ ― 昨日と同じ今日を過ごしてないか?

老いとは、新しいものに興味がなくなること。 昨日と同じ今日を過ごしてないか? ― 堀江貴文 『多動力』 ホリエモンこと堀江貴文氏の『多動力』を読みました。 好奇心に正直に、そして自分のために生きている方だなあ、と感じました。しかし、「自分の時間を…

太宰治の『朝』は、昭和の『やれたかも委員会』だった

cakes.mu 太宰治の『朝』を読んでいたら、ふっと『やれたかも委員会』を思い出しました。 どうやら「情動との葛藤」は、今も昔も文学のテーマになるようです。 ほんの5分で読める超短編なので、普段あまり興味の無い方も、ぜひ。 太宰治 朝 恋愛は、チャン…

『人間失格』を読んだ

十数年ぶりに、『人間失格』を読み直した。初めて読了したのは中学生のころだったように思う。当時と比べて、酒や煙草、あるいは上野とか銀座といった言葉にも、それなりにリアリティが伴うようになったことで、文章から想起される情景の解像度も格段にあが…

『確率論と私』を読んだ

伊藤清先生の『確率論と私』を読んだ。 先生が数学に出会い、確率解析の分野を作り出すまでの軌跡を描いた自著だが、心に響く内容だったのでここに記す。 数学と色即是空 まず印象的だったのは、『般若心経』の引用から始まる、先生の数学に対する解釈だ。 …

『人工知能は人間を超えるか』を読んだ

『人工知能は人間を超えるか』を読みました。 著者は東大の松尾先生。TEDにも登壇しています。 www.youtube.com どんなことが書いてあるか 第一次人工知能ブームから現在の第三次ブームまでの歴史 「人工知能」と呼ばれているものたちの整理 有名な機械学習…