読みくる。

旅と音楽と時々読書

エッセイ

ナッシュビル行きのフライトで、セーヌ川を遊歩する

成田空港からアメリカ・ナッシュビルまでは、約12時間のフライトだ。 旅における移動時間は、もっとも大切にすべき時間のひとつである。なぜなら、ほとんどの場合、旅で得た経験は移動中に咀嚼されて血肉になるからだ。(というのは外向きの説明で、私自身が…

好事成双(マレーシア・マラッカ)

@マレーシア・マラッカ 「あることに気付いた。館内にある家具や食器など、すべて偶数個なのである。」

東洋のベニス(マレーシア・マラッカ)

@マレーシア・マラッカ 「マラッカには、文化の混沌がある。」「マラッカには、共有の文化がある。」「マラッカには、水がある。」

クアラ・ルンプールの打ち上げ花火(マレーシア・クアラルンプール)

@マレーシア・クアラルンプール 「ある晩、いつものように食事を取っていた折に、街に突然銃声のような〈破裂音〉が響いた。」

都会に埋没して(マレーシア・クアラルンプール)

@マレーシア・クアラルンプール 「私は、焦っていた。ここでは、ありとあらゆる欲望を満たせる。」

クアラ・ルンプールでは、眉に唾を付けよ(マレーシア・ペナン)

@マレーシア・ペナン〜クアラルンプール 「私たちは事無きを得ることができたが、彼女は私の代わりにいつまでもプンスカ怒っていた。」

私たちは、人を変えることはできません。(マレーシア・ペナン)

@マレーシア・ペナン 「私たちは、人を変えることはできませんが、仏陀が拓いた道を辿っていくことで、自分は変えられるのです。ところで――」

ペナンの説教おじさん(タイ・ハジャイ〜マレーシア・ペナン)

@タイ・ハジャイ〜マレーシア・ペナン 「乗客から舌打ちやため息が漏れ始めた。みな、明らかにイライラしていた。」

マレー半島を寝台列車で南下する(タイ・バンコク〜タイ・ハジャイ)

@タイ・バンコク〜ハジャイ 「列車は夜を徹して走り続け、予定通り翌朝6時にハジャイ駅に到着した。」

北朝鮮レストランと美女ウェイトレス(タイ・バンコク)

@タイ・バンコク 「すらっと伸びた手足、引き締まった腰回り、丁寧に施された化粧。」

シンハーとアユタヤとジャズセッション(タイ・アユタヤ)

@タイ・バンコク 「リズム・セクションにピアノ・ソロが合流した。やはり。彼の音だ。」

カ〜ンブリア〜!カ〜ンブリア〜!(タイ・バンコク)

@タイ・バンコク 「目的地を告げると、『カ〜ンブリア〜!カ〜ンブリア〜!』と叫ばれた。」

ぬるっとバンコク(タイ・バンコク)

@日本・成田〜タイ・バンコク 「ぬるっとした風が身体にまとわりついた。」

Ticket to Bangkok(日本・東京)

@日本・東京 「すなわち、この単位を取らずして卒業はできない。」

社会人特有の「◯◯と思っていて〜」という表現について

社会人同士の会話というのは独特だ。大学生が「ウェ〜イww」「おつかれっす」と会話をしないといけないのと同様の理由で、社会人になってもコミュニケーションのプロトコルが存在する。話を切り出したい場合には、いくつかの典型的な表現があり、たとえば…

ちょっと足りない

寝すぎた日があると、どうも頭が回らない。腹は八分目がちょうどいい。精魂尽き果てるセックスは、翌日に響く。とかく欲と言うものは、満たしすぎると悪影響を及ぼすようだ。 むしろ目の欠けた竜の絵を見て、何か足りない、という渇望の妙を楽しむうちが花な…

まぶたの裏に「読み込み中にくるくる回るあれ」を見て

Spinner(スピナー)などと呼ばれるらしい。 一般にはPreloader(プレローダー)と呼ばれるものの一種のようだ。 今夜は、眠りにつくかつかないかの境目、まぶたの裏にスピナーがあらわれて、なかなか夢が始まらなかった。 東京に来てからというもの、毎日が…